鳳凰小屋の仲間である、田口篤志さんが登頂した事があるK2と同じ山域のスパンティークで遭難との報に接し哀悼の意を表します。
田口君がパキスタンに出発する直前まで鳳凰小屋にいたのに、気をつけて行って来いよと送り出したのに大変に残念です。十代の頃に4月末の小屋開けの雪かきの手伝いにきてから毎年のように小屋開け、ヘリの荷揚げ、や歩荷など折りあるごとに来てくれた彼が大好きな山で亡くなったとはどうしても信じる事が出来ない。思いだすことは数々あるが初々しかった姿はいつまでも忘れる事は出来ない。追悼をこめて。
細田倖市