5月4日稜線の登山道整備の様子です。
先日5月4日に登山道整備をした際の鳳凰三山の様子を紹介します。
道は御座石温泉から日帰りで登りました。
富士山ちらり。いいお天気です。
鳳凰三山らしい針葉樹林の尾根道を登って行きます。
空気が澄んで、遠く北アルプスまで見渡せました。常連ちばさんによると、はるか彼方の谷川連峰や尾瀬(至仏山)の方まで見えていたそうです。
鳳凰小屋。この時期にすっかり地面が見えているのは珍しいです。驚きました。
稜線の整備のため、地蔵岳へ。雪解けと雨により、砂地がかなりえぐれています。
冬の間に岩が剥(は)がれ落ち、目印が消えてしまっていました。
マーキング付け直し。この辺りはガスると道が分かりにくくなるので、マーキング必須です。
雪解け水でえぐれる砂地。
数年前に比べて、緑地がずいぶん無くなりました。ニホンジカの食害の影響です。
10年ほど前は、手前の木の辺りまで緑があった場所です。どうしたらいいもんか…。
賽の河原。お地蔵さんの奥に甲斐駒ヶ岳が美しいです。
ピンクテープの付け直し。
通行止めのロープを張り直し。
数年前に登山道が崩れてしまっため、白鳳会(地元韮崎市の山岳会)の有志が通行止めにしてくださった箇所です。
赤抜沢ノ頭からの地蔵岳です。ちょうど賽の河原のお地蔵さん前にソロの登山者がいます。
北岳方面
北岳は雪がまだしっかり付いてますね。
大きく曲がる箇所を中心に丁寧にマーキングをしておきました。
梅雨の時期の稜線は、ガスりやすく、道迷いが多くなりますが、これで安心だと思います。
(青砥)