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高尾山からの鳳凰山!?

非番だったこの日は、前々から頼まれていた職場の友人達のガイドを引き受け鳳凰へ向かいました。

 

登山口へ向かう車内で登山経験を聞いてみると、一年以上前の高尾山が唯一の山登りだと聞かされて思考が止まりますw

 

でもまあ、私の半分も生きていない体力ある若者たちです。

きっと大丈夫な・・・はず。

 

 

 

 

結果、全く大丈夫ではありませんでしたが、どうにかこうにか燕頭山に到着です!

よく頑張ったね!

 

(歩き始めの30分で敗退の二文字が頭の中をぐるぐるしてたのは内緒ですw)

 

 

 

 

その後もいろいろな感情やら体調やらに嘘をつきつつ進みます。

やがて韮崎市内から眺め、登山道からも絶望的に遠く見えていたオベリスクがグッと近づきました。

 

登山は単純です。

歩みを止めさえしなければ、ちゃんと結果がついてきます。

 

 

 

 

温かいスタッフ達の歓迎を受け、南アルプス天然水を沸かしたお湯でカップラーメンを食べました。

きっと一生忘れられない旨さだったことでしょう。

 

明日は地蔵岳を目指します。

まだ時間は早いけれど、ゆっくりと流れる小屋時間を楽しんでね。

 

(非番のはずの私は何故か仕事に・・・)

 

 

 

 

03:30、小屋を出発。

ヘッデンの灯りを頼りに急登を登ります。

 

砂地から振り返れば、水平線が美しく色づき始めます。

さあ、あと少し!

 

 

04:20、ついに、あれほど遠かった地蔵岳に登ることができました!

登頂おめでとう!

 

 

 

 

御来光は赤抜沢ノ頭でその時を待ちました。

彼らにとって、初めての御来光、そして、初めての南アルプスです。

 

 

 

北岳側にはビーナスラインが空を染め、眼下には雲海が広がります。

小屋番でもなかなか見ることのできない、それはそれは見事な眺望でした。

 

でも私にとっての一番は、やっぱり彼らの笑顔でした。

 

 

 

 

感動をありがとね。

またいろいろな山に登ってみてね。

 

(でも、富士山は来年以降で計画し直そうw)

 

 

 

 

いきなりハードなルートで懲りたかなと思ったけれど、友人達はまた秋に登りに来たいと言ってくれました。

ガイド冥利に尽きますね。

 

登ってくれてありがとう。

おつかれさまでした。

 

 

 

小池

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