鳳凰山の菌類🍄
鳳凰山には、花を楽しみに登山される方や、虫を探しに来る方が多くいらっしゃいますが、ときには、菌類を探しながら登って来られる方もおられます。
その知識量はハンパでは無く…。
今日は、鳳凰山の菌類たちのお話です。
前出の金子さんから情報を頂きましたので、金子さんコメントをもとに紹介したいと思います。
(Photo①)
エンドゴンという胞子の塊。とても原始的な菌類で、キノコのような柄(え)も傘もありません。
鳳凰小屋のトイレの裏にいました。
(Photo②)
クルミタケの一種。
「地下生菌」といって、きのこがクシャクシャっと丸まって、地面に潜ったやつです。(※金子さんはこの地下生菌というやつを調査研究しています)
旭岳〜燕頭の登山道上に転がってました。
これに近いキノコが猛毒らしいので、このクルミタケも毒キノコかも??
(Photo③)
(Photo④)
粘菌です。ムラサキホコリの一種とタマツノホコリ。倒木にくっついてました。
粘菌は、「菌」とつくけど菌類ではなくて、アメーバのグループになります。
初めて見る面白い形ばかりでした。同じ道を歩いているはずなのに、私の目には入ってこないのは、何故でしょう…。
個人的には、断面が迷路のようで面白い、地面に潜るクルミタケの一種(写真2枚目)が好きです。鳳凰山の菌世界、続編もお届け予定です。
(ふみこ)
お世話になりました〜
来月も登りますので、よろしくお願いします!