青木鉱泉~御座石鉱泉間の白樺林の登山道を整備しました。
一昨日(5/7)、青木鉱泉~御座石鉱泉をつなぐ、白樺林の登山道を整備しました。
所要時間は40~50分程度。ピンクテープを目印に進んでいただければ迷いません。
※登山地図ではなぜか破線ルートになっていることがありますが、毎年整備をしていて、問題なく通っていただける道です。
※青木鉱泉~御座石鉱泉間は、林道(車道)を歩くと1時間20分ほどかかります。
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細田オーナーに青木鉱泉まで送ってもらい、登山道整備に入ります。
↑赤丸の看板が青木鉱泉側の入口です↓
以前は、この看板から先が樹林帯でしたが、昨年、市の植林事業のため伐(き)り払われました。
伐採跡にマーキング。
「道がしっかりするまでは…」と思い、こまめにマーキングしてあります。
あっ!エゾハルゼミの抜け殻。
木にテープを巻こうとして発見しました。
登山道に響くエゾハルゼミの大合唱は、鳳凰三山の春の風物詩です。
ここまで整備は、まずまず順調。
「2時間くらいで終わるかな」と
そう思っていました。
…が、そうは問屋が卸さず😅(よくあるパターン)
先に進むと伐採された木が散乱しており、元の登山道が分からなくなっていました。
見渡す限り倒木だらけ、登山道はどこじゃいな…(・・?)
対岸に目を移すと、伐採中に作られた仮ルートが見えます。こっちに道をつなごうかな。
と一瞬思いましたが、そこへ向かう道も丸太で塞(ふさ)がれています。万事休す❌
よしんばこの丸太を避けられたとしても、仮ルートはなかなかの急登で大変そう。
しばらく思案した結果、
急がば回れじゃ!!
というわけで、がっぷり4つ、散乱した木を全部片付けて、以前あったルートを復旧することにしました。
倒木をどかしながら、できるだけ傾斜を殺すよう道をつけてみました。
↓上から見た整備箇所
↑だいたいこんなふうに道を付けました。
正解が無い中、自分なりに考えて道を作っていく作業はハマると意外と楽しいものです。
時間を忘れて一つのことにハマってしまうのは、B型人間の性(さが)ですね😂
他の部分は伐採が入っておらず、問題なし。
白樺林に野鳥の鳴き声が響いて、歩いていて気持ち良かったです。
アオバト、アカゲラがよく鳴いていました。
むむむ、これは、熊の爪あと…?
いえいえ、ニホンジカが角を研いだ跡です🦌
(初めて見た時は熊の爪あとじゃないかとビビりました。懐かしい思い出です。)
直角に曲がる箇所が何ヶ所かあります。その部分には目立つようにマーキングしてあります。
というわけで、整備終了!
2時間のはずが、結局6時間。1日がかりの整備でした。
ともかくも夏山シーズンを迎える前に、終えられて良かったです。
機会があれば、ぜひ歩いてみてください。
(チーフ)