目指せ金の裏山、あやしい探検隊その2
こんにちは、トミタです。
先日、二度目となる裏山行をしてきました。
ここでいう裏山とは、オベリスクから東へ続く尾根のことです。今ちょうどカラマツの黄葉で綺麗な金色に染まっていて、そこを歩いたらさぞかし気持ちが良かろうと思い、晴れ間を狙っていたわけです。
小屋の裏から小さな涸れ沢伝いに稜線まで上がり、そこから西のオベリスク目指して歩いて行きます。
稜線上には花崗岩の砂地が広がる綺麗な庭がいくつかあるのですが、どこもカラマツが色づいていて一層美しさが増していました。
天気も良く、富士山を始めとする峰々を一望できます。
岩を巻き、藪を掻き分けてオベリスクまでたどり着くと、冠雪したばかりの白峰三山がお出迎え。
達成感と満足感で満たされて小屋へと帰りました。
裏山には風雪に耐えた雄々しいカラマツや、終わりを目前にして真紅に燃えるナナカマドなど、この時期ならではの風景を見つけることが出来たのですが、それでも初めて裏山を歩いた先日ほどの衝撃はなく、良くも悪くも慣れてしまった、知ってしまったのかな、と感じます。
(それでも予定より一時間近く遅れて小屋に着いたのですが。)
知らないことほど、怖くてワクワクして興奮することはないのかもしれません。
…まだ僕には知らない世界が山ほどあります。それはきっとあなたにも。
晩秋の鳳凰を歩いて、知らない世界を探してみられてはいかがでしょうか。
それでは。
トミタ