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アコンカグア12日目NO.6~山頂へ~

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アコンカグア山頂にて。自分で言うのも何だが、こんな笑顔の写真はなかなか無い(笑)それだけうれしかったのだろう。
《岩棚の休憩所(6,650m)→山頂(6,962m)》
いよいよアコンカグア山頂へ向かう。
グランカナレータは約300mの急登。6,000m後半台の標高に加え、雪が少ないとザレ場に足を取られる最後の難所だ。
が、今日はしっかりと雪に覆われていて、少し楽をさせてもらえそうだ。
ここまでの12日間、先ほどまでの苦しい時間、日本の友人たちが送ってくれた「自分の全部をぶつけて来い」「楽しんで来てね」「GO!GO!GO!」などの言葉、いろんなことが頭を巡る。
そして、10日前に登ったワイナポトシの記憶。あの時は高度順応が不十分で、山頂直下はガイドに引きづられながら進んだ。幸運にも登頂はできたが、下山してから「もっとやれたのではないか」「これは自分の山じゃない」とひどく苦い思いを味わった。
今回こそは心から納得できる自分の山にしたい!出し切ろう!そんな思いが込み上げてきた。
荷物を岩棚にデポ。ここまで一緒に歩いてきてくれたとっきーくんに「とっきーくん、おれ、行くよ」と言い残して一人歩き出す(もしかしたら言ってなかったかも)。
ここまではできるだけ酸素を使わないようにと歩いてきたが、それももうやめだ。右手のピッケルを力強く斜面に突き刺し、アイゼンでこれでもかとばかりに雪を踏みしめて進む。
呼吸はすぐに荒くなり、先行者を追い抜く度に足が止まったが、今は全力を出し切れることが心地よかった。
岩棚から1時間半、山頂に到着。本当にそんなに時間が経ったのだろうか、もっとずっと短く感じられた。力を出し切った充実感の余韻に浸りながらとっきーくんを待つ。そして、合流し山頂へ。
ぼくはあまり山頂で感動しないタチだが、泣きそうになりながら喜ぶとっきーくんの姿にさすがに目が潤んだ。
快晴無風の山頂は多くの人の登頂を喜ぶ姿でにぎわっていた。
アオト

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