ミヤマハンショウヅル
映画やアニメで言えば完全に悪役(笑)。ただし「越後屋、お主もわるよのぉ」の悪代官でもなく、純粋な悪の権化フリーザでもない。やさしき心を持ちつつもゆえあってダークサイドに落ちたダースベーダーといったところでしょうか。
第一印象からそんな強烈なインパクトを与えるミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)が小屋前に咲いています。
花の形が半鐘(お寺の鐘を手のひらサイズにしたもの)に似ており、茎がツル状に伸びるので、この名前。
花のように見えるのは萼(がく)でその中をのぞくと花があります。
そのダークな?イメージに違わず、葉や茎が切れると毒性のある汁が出て皮膚炎などになることも。
そんなミヤマハンショウヅルですが、実はかわいらしいキンポウゲの仲間。そうやって見ると、なんかちょっとほのぼのします。
ちなみに今日は小屋番のカタさんがミヤマハンショウヅルのような服装をしているので、ブログを読まれた方は声をかけてあげてください。
筆 アオト