バッヂを求めて三千里
一里っていうとどのくらいの距離になるのか。朝早く横須賀を出発して登って来た彼は、何千里だかの道を車で移動し、同じ日の朝に登山口へ到着し、お昼前には我が鳳凰小屋へ着き、そして第一声。「バッヂ買いにきましたー!」
片道約半日をかけて海の街から山の街へとやってきて、バッヂだけを買いに鳳凰小屋。なんとロマンのある方でしょうか、素敵です。笑顔も素敵です。しかもバッヂを買いにきてくれただけあって二つもご購入いただきました。ありがとうございます。
今度は「手拭い」だけを買いに鳳凰へお越しください。山奥でお待ちしております。
筆|カタクラ