コミヤマカタバミ
昨晩から雨が降り続き、朝一番には勢いそのままでしたが、次第に弱まってきています。本格的な雨は約二週間ぶりのため、自然にとっては恵みの雨ですね。
雨に濡れてサンカヨウの花が透明になるかなと思ってけれども、全くならず、楽しみにしていただけに少しガッカリ。
サンカヨウの代わりにコミヤマカタバミの紹介です。
漢字は小宮山ではなく、小深山の方です。小屋周りではそこら中に咲いています。
白地に紫だかピンクだかの細線がスッと入ってるのが特徴です。ハート型の整ったカタチの葉っぱをもち、夜は睡眠運動をするためにそれを畳むのだそうです。写真には花しか写っておりませんが、確かに撮影時は蛇腹状に葉が小っちゃくなっていました。冬の布団のなかで人が腰と膝を曲げて丸くなるように、寒さをしのぐために葉を畳むのかと思ったけども、そうではないらしい。では、何のために。他の植物の葉は開きっぱなしなのに。美しき謎めいたお花でございます。
筆|カタクラ