ハイマツに負けた夜

早めに仕事が終わり、時間もゆっくりできたことでチビチビとアルコールを補給していた昨日。仕事終わりに終電を気にせず、すぐにお酒を飲めるのも山小屋ならではですよね。
いつものように掘り炬燵にあたり、宇佐美氏が持ち出してきた自家製ハイマツ漬け焼酎を気休めの一杯として、ホロ酔い気分になってきたところで消灯。そして、就寝。そして、夜中。
…キャンキャン。食料を求めてやってきた鹿が小屋の周りで鳴いている。その傍ら、僕のお腹の中ではゴロゴロと雷が鳴り始める。これはいわゆる腹痛。何が僕のお腹を壊したのか、頭の中を検索してみると、ついさっきまで飲んでたアルコールが原因だと、すぐに納得した。
いろいろあって夜中にトイレへ駆け込むこと三回、深夜になってようやく、僕とハイマツエキスとの戦いは終わりました。
おいしいお酒を欲している昨今です。
筆|カタクラ