南アルプスのばあちゃん
鳳凰小屋カレーの主役であるジャガイモに囲まれるレディー。知る人は彼女が誰だかわかりますね。鳳凰小屋の連絡所の受付電話の声の主です。たま~に話が脱線気味になったり、色々とズケズケ言ってきますが、ばあちゃんの愛嬌です。小屋に彼女は居ますか?なんて質問もありますが、102の彼女に登山は無理です。いっつも山を眺めては登山者の事を想うようです。僕が山から降りる日には塩握りを用意してくれていたりして、山のばあちゃんらしい温かさがあります。アイスを一緒に食べたり、毛糸の帽子のデザインを議論したり、ザ!縁側の風景って感じでして、僕にはちょっとだけ複雑な気持ちが存在する時間です。だらだらと話が長くなりそうなんで、とりあえず、ばあちゃんの気持ちは小屋で受け取っております。まだまだ未熟ですが、そんなばあちゃんのがんばりを少しでもお客様に伝えられるような小屋番生活を送りたいと考えてます。