春の味覚、花山椒採り

今日は細田倖市オーナーと山椒(さんしょう)採りに行ってきました。
山椒と言えば、実(み)の方が思い浮かびますが、今の時期は花山椒(はなざんしょう)。

山椒は「雌雄異株」といって、雌の木と雄の木があります。

初夏になると実をつける雌株(めかぶ)はもったいないので残して、雄株(おかぶ)についている柔らかい花と若葉だけを摘むのがポイントです。

摘んだ花山椒は、ゴミを取って湯通しし、佃煮にします。
口に運ぶと、柔らかい食感の後に口内がピリリとしびれ、新鮮な春の香りが広がります。
白ご飯と合わせて良し、酒のアテにしてなお良し。田舎で暮らす醍醐味(だいごみ)の一つです。
(アオト)