御座石鉱泉〜鳳凰小屋間の蜂を駆除しました
9/2に登山道上の蜂の巣の駆除を実施しました。
以前より被害の報告の相次いだ箇所を探し、巣に殺虫スプレーを散布する形で対処しました。
該当の箇所は以下の2箇所です。


↑燕頭山の直下、急登の手前と


↑燕頭山より更に上、ザレた鞍部を越えてしばらく登った、木道の側にあるコブのある木の根元です。
駆除を実施して以降、被害の報告は受けていません。おそらく成功したものと思います。

蜂は、クロスズメバチの仲間でした。
クロスズメバチは、スズメバチの中でも身体が小さく毒性が弱いです。
里山にいるクロスズメバチは肉食ですが、高山にいるクロスズメバチの仲間は花の蜜が主食で、さらに毒性が弱いそうです。
どちらの巣も道の真ん中にあり、特に燕頭山直下の箇所は、ちょうど人が足を置くところに巣があったため、巣を刺激しやすかったのだと考えられます。
刺された時には早めの処置が、後の症状を和らげます。
山はもちろん、自然の中を歩く時には、救急セットにポイズンリムーバーと抗生物質を忍ばせるようにしましょう。
(追記)ドンドコ沢ルートについても、今週は蜂の被害の報告はありませんでした。以前よりも安心して歩いて頂けると思います。
(トミタ)