出会い
素晴らしい落葉松林に心踊らせてると、急に緊張感の塊がガサガサっ、ガサガサって近づいて来るんだ、凄い荒い息づかいとともに、お互いにセンサーは全開に、枯れ木がバキッバキッって、正直、恐怖感ばかり、これ以上近づいて来るなって思いつつ、でも何が来るんだって期待感、とにかく冷や汗なのか、息も苦しくなるぐらいの緊張感。うわぁ~ 来る!もう固まってるしかない! 向こうは関係なく荒い息づかいでこっちに気付いたのか、ピタッと止まって、俺は何も出来ないし、まさか!人間の存在に気付かないままの動物に会うなんて考えてもなかったし、とにかく、ビシッと時も固まったみたい。姿が見えて、ア~ カモシカだ!
わかりますか? 動物が山を駆け回ってる瞬間に、たまたま僕は通り道にいたんです。もの凄いスピードで迫ってくる存在を感じたんです。カモシカが去ると、急に周りの音や風を感じて、今のは何だったんだ? 鳥肌がたってきて、心臓はバクバクだし、何か涙が出てきたし。感動なのか、びびったのか。
この山に居て、始めて、動物達のフィールドに俺はいるんだ!って感じました。あんなに躍動してる存在で動物を感じたのは初めて、凄い!
カモシカの如く、あんな風に全力で山を駆け回ってみたい!凄い息切れの中、行ける所まで…