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百高山の高嶺へ行って来ました。 ~南御室小屋さんと合同での登山道整備と小屋の先輩への献杯~

先日、南御室小屋管理人の小林さんから、

「高嶺の登山道整備に行きませんか?」

とお誘いをいただいたので、久しぶりに高嶺まで登山道整備に出掛けて来ました。

■高嶺周辺の登山道まとめ■

先に広河原~白鳳峠~高嶺~地蔵岳の登山道について、情報をまとめます。

①【地蔵岳~高嶺間は整備完了】しました。

帰り道に南御室小屋さんと一緒に「高嶺~赤抜沢ノ頭(地蔵岳)」のヤブを刈っておきました。高嶺山頂まで問題なく通っていただけます。

②【広河原~高嶺の登山道はまだまだヤブに覆われた区間が多く残っています。】今回の整備完了はほんの一部です。通行には十分注意してください。

③【高嶺→白鳳峠への下り始めは、かなり急で注意が必要】です。

↑転倒すればケガは必至の箇所があります。下りは絶対に転ばないように注意して通行してください。

④【広河原からすぐの急登でも転倒事故が多いです。】こちらも十分注意して通行してください。

⑤静かで南アルプスらしい登山道です。

以上のように注意を要する道ですが、同時に静かで景色に優れた登山道です。体力や経験に自信のある方はぜひ歩いてみられてください。

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以下、登山道整備&高嶺周辺についての記事です。この日は景色も抜群でした。よろしければご覧ください。

8月30日(水)

↑高嶺へ向かう南御室小屋&鳳凰小屋一行。

南御室小屋からは小林さん親子、鳳凰小屋からは波さんと私の計4人が参加しました。

この日は雲海が一面に広がる、きれいな朝。

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とても個人的な話ですが、稜線に出掛けたのはなんと50日ぶりでした。今夏はせわしかったので出掛けられず、久しぶりの稜線散歩になりました。

ちなみに「この前、稜線に出掛けたのは?」と思って調べてみると、7月11日。転職の節目に訪れてくれた小屋の仲間Kさんが一緒でした。この日もいい山でした。

Kさんは今は転職先の仕事が忙しく、なかなか鳳凰小屋の手伝いには来られなくなってしまいましたが、新天地での活躍を祈っております。

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さて、本題に戻り、高嶺へ向かいます。

地蔵岳@賽の河原より

地蔵岳@赤抜沢ノ頭より

北岳@赤抜沢ノ頭より

目指すピーク、高嶺が見えました。(写真中央)

高嶺手前のコルから、甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰

甲斐駒ヶ岳の奥に北アルプスの山々がよく見えていました。

高嶺から見た地蔵岳。こちらから見ると、オベリスクの印象がずいぶん違います。

高嶺山頂付近。ここまで来ると、観音岳に隠れていた富士山が姿を現します。

高嶺山頂に到着です。

高嶺は、日本百高山の66位。日本で66番目に高いピークです。鳳凰三山の主稜線から少し外れているので、人通り少なく、南アルプスらしい静かな山頂を楽しめる山頂です。

鳳凰小屋スタッフにとっては、大先輩のよしきさんが大好きだった山なので、時々ご挨拶に来させてもらっています。

↑この日は、ご焼香の後、よしきさんの好きだった諏訪の日本酒「真澄」を献杯させていただきました。

(真澄は、常連の坂部さんより頂戴したものです。坂部さん、ありがとうございました。)

※後日、小屋のみんなで、よしきさんの奥様から送っていただいた焼き菓子を美味しく頂戴しました。いつもありがとうございます。

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さて、登山道整備のため、高嶺山頂から甲斐駒ヶ岳・白鳳峠方面へ下りて行きます。

正面に甲斐駒ヶ岳が美しいです。

「高嶺~白鳳峠」の登山道は、【ハイマツなどの木々が登山道をふさぐように覆いかぶさっている状況】です。

今回は下見を兼ねて、その一部を整備しておきました。

その①

一番急な箇所です。転んだら危ないので、ザックが引っ掛からないよう、枝を払っておきました。

その②

ここも枝を払い、登山道を明瞭に。

その③

こんなふうに木々が道をふさいでいる箇所がたくさんあります。

帰りながら、高嶺山頂周辺の枝払いも行いました。

以上です。長文お付き合いいただき、ありがとうございます。

南御室小屋の小林さんたちもお疲れ様でした。またよろしくお願いします。

(あおと)

2 コメント

  1. 中山春江
    2023/09/15 23:26

    登山道整備有難う御座います。
    10日に広河原から白鳳峠、高嶺へ登り、薬師岳小屋に泊まりました。
    11日は夜叉神峠登山口へ下山しました。
    前回は鳳凰小屋さんに泊まり、好きな高嶺でゆっくりと過ごして楽しみました。
    白鳳峠は登り、下りにも利用したことが有り、今回は高齢になったので下りに不安を感じ登りに使いました。
    今回気になったのが、ハイマツの枝が伸び過ぎ登山道が見えず、手で枝を避けながら歩いた事。
    特に、ゴーロ帯から白鳳峠への入り口が分かりにくく、ハイマツに枝のピンクテープに気づくのに時間がかかりました。
    家に帰り、南アルプス市役所にも電話を掛けさせて頂きました。
    皆様のお力・努力のお陰様で、山を楽しませて頂けることに感謝しか有りません。
    小屋の改築後、又泊まりに行かれたら高嶺に行きたいと思いますが、年取った婆には無理かも知れないと寂しくなります。
    有難う御座いました。

  2. あおと
    2023/09/19 08:43

    中山春江 さま
    登山道状況を詳しくお伝えくださいまして、ありがとうございます。
    やはり広範囲に渡り、ハイマツの枝が登山道を覆ってしまっているのですね。
    「ゴーロ帯から白鳳峠への入り口が分かりにくい」との情報、また南アルプス市役所へのご連絡も大変助かります。
    コロナ後、小屋の収容人数の減少にあわせてスタッフ数が減り、登山道整備に行くのが以前より難しくなりました。
    すぐにご期待に添えないのが心苦しいのですが、近隣の小屋と協力して、少しずつでも登山道の状況をよくできるように努めたいと思います。

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