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青木鉱泉~御座石鉱泉をつなぐ白樺林の登山道を整備しました。

◎「青木鉱泉~御座石鉱泉」間の登山道について

・コースタイムは40~50分です。

車道を歩くと1時間20分ほどかかるので、けっこうお得です。

・ピンクテープが目印につけてあるので、それを追いつつ歩いてください。けもの道に引き込まれないようにしてください。

・青木鉱泉側の入口が少し分かりにくいので、写真をのせます。

青木鉱泉より少し下のバス停(のある駐車場)の近くに入口があります。

この看板の部分以降は、

ピンクテープを追いかけてながら歩いてください。

(目のいい方は、林業用のテープが遠くに見えることもあります。要注意です)

・登山地図で破線ルートになっていることがありますが、多くの方が通行しているルートです。

毎年この時期に整備にしていますし、それほど心配なく通行して頂けると思います。

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※以下、6月21日(水)の整備報告です。

昨日6/21に「青木鉱泉~御座石鉱泉」間の登山道を整備してきました。

この部分は、毎年、夏季営業が始まる前に整備を行っているのですが、今年はまだ出来ていませんでした。

雨予報でご宿泊のお客様がキャンセルになってしまったので、その隙をつき急きょ下山。青木鉱泉にやって来ました。

この区間の登山道の整備は、毎年けっこう苦労します。

登山道がふさがれていたので、

はっきり分かるようにしておきました。(振り返って見た同じ場所です)

この辺りは視界良好⋯と油断をしていたら、

ここからが本番でした😂

昨年、林業の方が木を全て切り倒してしまったので、陽当たりがよくなり、植物が生い茂りやすくなってしまったようです。

最初は手で引っこ抜いていたのですが、手に負えないので、ひとり作戦会議!

プラン①  ルートを変更して、横にある尾根道に登山道を新しく作る。

プラン②  御座石鉱泉に鎌を借りに行って、ひたすら刈るべし。

はじめは①でやろうと、尾根道を登ってみましたが、荷物が無い状態でもめちゃくちゃキツい!

「ここをお客さんに歩かせるわけにはいかん」と思い直して、作戦②に変更。御座石鉱泉に向かいました。

青木鉱泉側・御座石鉱泉側ともに急登ですが、登り切ると白樺林の平らな台地が広がっています。この部分はとても気持ちがいいです。マーキングもたくさんしておきました。

あ!エゾハルゼミの抜け殻。

今年はまだ鳴いていないので、去年のもののようですね。

御座石鉱泉に到着すると、看板犬の「シロちゃん」が、おで迎え。

このシロちゃん(♀)、登山者に対して吠えると評判ですが、登山者が来たことを知らせるために吠えているので、怖がらせるのは本意ではありません。本当は臆病でとてもやさしいワンちゃんです。

(※ちなみにおやつを与えると鳴きやみます(笑))

鎌を借りて出発しようとしたところ、御座石鉱泉の宮子ばあちゃん(85歳)曰く、上の写真のシロが「何かを考えているみたいだ。ソクラテスのようだ。」(!?)という話になり、御座石鉱泉で1時間ほどソクラテスについての講義を受けた後、再び作業に戻りました。

御座石鉱泉側の急斜面にロープを設置。

青木鉱泉側に戻り、第2ラウンド開始です。

やってやりました✌️

ここも、

登山道がはっきり分かるようにはできたと思います。

鎌も使いましたが、多年草はまた生えてくるので、できるだけ引っこ抜いておきました。

(後で細田倖市オーナーに整備報告したところ、「この植物の汁がつくと、手がカブれるだろ」とのこと。自分は素手で引っこ抜いていました。たまたまカブれなくて運が良かったです😅)

というわけで、

↑Before

↓After

結局、約4時間かかって車に帰る頃には真っ暗でしたが、充実した整備ができました。

以上です。

長文お付き合いいただき、ありがとうございます。機会がありましたら、ぜひ歩いてみてください。

(あおと)

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