ちばさん、紅葉の高嶺へ
今日は常連のちばさんが観音岳~高嶺まで、ぐるりと稜線の様子を見て来てくれました。
なので、今日は「高嶺」について。
「高嶺」は鳳凰三山の稜線から一つ外れた、西側に位置しています。この時期は西側斜面のダケカンバの黄葉がきれいです。
「高嶺」は三百名山にも山梨百名山にも数えられない不遇の頂きですが、眺望は素晴らしく、元々は鳳凰三山の一座に数えられた、という説もあります(『甲斐国志』)。
高嶺から見た地蔵岳。オベリスクもいつもと違う独特の見え方をしますね。
↑晩秋だとこんな感じ
↑朝の高嶺はこんな感じです。
野呂川の先には巨大な仙丈ヶ岳が横たわり、
早川尾根の先には甲斐駒ヶ岳&アサヨ峰がとても美しいです。(※こちらは去年の写真)
鳳凰小屋の大先輩よしきさんは、この高嶺山頂からの景色が大好きで、ぼくたち鳳凰小屋のスタッフは皆、よく連れて行ってもらったものです。
特によしきさんは野呂川を挟んでの北岳の大展望が好きでした。
そんなわけで、鳳凰小屋仲間はよしきさんを偲んで、折にふれて高嶺に足を運びます。
最近では9月21日のお彼岸にちばさんが高嶺へ。
少し雲がありましたが、穏やかな天気でした。
ぼくも報告し損ねましたが、8月15日お盆に伺いました。
今年はコロナで営業できるかどうかという大変なシーズンになりましたが、もう間もなく無事に終わりを迎えられそうです。小屋閉めが決まり次第、もう一度報告に伺いたいと思います。
P.S.
奥様のたかこさん、いつも励ましのお菓子をありがとうございます(^人^)
アオト