鳳凰小屋危機一髪 ~台風19号で一変した景色~
今回の台風19号では小屋前の沢が増水して決壊。あわや小屋が流されるところでした。

10:45 大雨で普段はちょろちょろとしか水の流れない沢が増水。橋が濁流に呑まれてしまいました。
倖市さんの話では、「土石流が来る前には、①沢がえぐれた土で黒く濁り、②倒れた木々の香りが風に乗ってかおってくる」とのこと。その兆候があったため、スタッフはこのあたりで別館へと避難しました。

14:30 ゴォーッという轟音とともに、ついに上流が決壊。落ち着いた後に行って見ると、見たこともない大岩がゴロゴロと転がっていました。

17:00 その後も降り続く雨。轟音は幾たびか鳴り響き、次々と大岩が流れて来てはゴツッと鈍い音でぶつかり、積み重なっていきました。

台風一過の翌朝。テラスの奥にあった花畑は流され、岩で埋め尽くされていました。

中には倖市さんの背丈より大きな岩も。
あと1~2回大きな鉄砲水が来ていたら…。鳳凰小屋にも届きそうな危機一髪のところでした。
自然のあまりに大きな力を前に、人の力のささやかさを思わずにおれない、そんな一日でした。ともかくもひとまずの無事に感謝するばかりです。
アオト
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