アコンカグア5・6日目~Sさんと出会い、ニドの池にテントを張る~

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C2ニドより、左上がアコンカグア山頂(写真)
5日目。雪の予報に反して晴れたので、荷揚げを再開する。
昨日は図らずも休憩日となったので、思いのほか調子がいい。C1を越えてそのままC2まで荷揚げをすることにした。
その途中、下山中の日本人サミッター(登頂者)Sさんに出会った。彼は現在、大学院生活と就活を終えた自由の身。日本の山を登りまくった末に、地球の反対側アコンカグアに挑戦しに来たとのことだった。
彼は「C2から山頂を狙うのがいい」としきりにと言っていて、ぼくはかなりの衝撃を受けた。
サミットプッシュ(アタック)の日は、C3のベルリンかコレラからスタートするものだと思っていたからだ。
しかしSさんは「C3(約5,950m)は標高が高くて寒くてまともに寝られないから、C2(5,500m)でしっかり休んだ方がいい」と言うのだ。たしかに一理ある。
しかも彼は「C2には池があって、そこの水は煮沸しなくても飲めるから、池のそばにテントを張るといい」と教えてくれた。高所で雪から水を作るには1日に約2時間の手間が必要。その手間を省けるのはとてもありがたい。
その後、アコンカグアや日本の山の話に花が咲き、時間を忘れて話し込むこと30分。下山後の再会を期してSさんと別れた。山の出会いはいつもいいものだ。
C2ニド・デ・コンドレスに到着。Sさんのおすすめの池を見つけた後、近くの岩陰に荷物を隠し、BCへ。翌日、BCからC2ニドの池の前にテントを移した。
ニドのテントからは雪煙舞うアコンカグアの頂きがとても美しい。BCと全く違う風景、山頂がぐっと近づいた満足感と期待感に胸が躍る。
明日はもう一つ上のC3まで歩いてみよう。それができれば・・・山頂まであとひと息だ。そんなことを考えながら眠りについた。
…が、ここは標高5,500m。そんな甘い考えはその夜のうちに吹き飛ぶことになる。
アオト

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