農鳥小屋に行って来ました② byアオト

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(休暇シリーズ「農鳥小屋に行って来ました①」 http://blog.houougoya.jp/?eid=1213551のつづきです)

農鳥小屋の朝は早い。朝食は4:00。まだ薄暗いうちに朝食を食べ始める。

「早すぎるよ」と思う方もあるかもしれないが、これは朝日に染まる景色を眺めながら農鳥岳の山頂を目指せという、おやじさんの粋な計らいなのだ。

しかしそこで終わらないのが農鳥のおやじさん。さらに粋に計らって、お客さんをどんどん追い出す。「今日のやつらは飯食うのが遅せえな~」という調子だ(笑)

こういったやり取りを楽しめるか否かが、きっと農鳥小屋を楽しめるかどうかの分かれ目。自信の無い方はたぶんテント泊にした方がいいと思う(笑)

そんなわけでおやじさんに急かされつつ4:30に小屋を出た。さらば農鳥小屋、さらば農鳥おやじさん。短くも濃い時間をありがとうございました。

農鳥岳山頂を目指し少しずつ高度を上げる。

横目には朝焼けの水平線とホームの鳳凰三山。正面には赤く染まる農鳥の美しき岩稜、振り返れば間ノ岳の巨大な山塊、その奥に鋭く尖った北岳がそびえる。美しい景色だ。 農鳥小屋の赤い屋根がだんだん小さくなっていくのがなんとも名残惜しい。

個人的に目を引いたのは、未踏の塩見岳へと続く稜線。あと1日の時間があれば、あの美しい稜線をたどり、塩見岳山頂を踏むことができただろうかと思いをはせる。

景色をじっくり味わい、農鳥岳山頂でたたずむこと小1時間。心は「この稜線から下りたくない」という思いでいっぱい。大門沢を下る予定だったぼくは今歩いてきた道を引き返すことにした。

(つづく)

アオト

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